写真館で撮るブライダルフォトのポーズアイデアと注意点を解説

EDITOR小泉 愛理

執筆と編集を担当いたしました

結婚は人生の大きな節目であり、その記念となるブライダルフォトは特別なものです。

結婚式前の「前撮り」や、結婚式はおこなわず、記念に写真だけ撮る「フォトウェディング」をするというカップルも多くいらっしゃいます。

おふたりの幸せを映すブライダルフォトは、特に「ポーズ」にこだわることが撮影の醍醐味であり、素敵な写真を実現するコツといえるでしょう。

この記事では、「どんなポーズがよいのかわからない…」という人に向けて、ブライダルフォトのポーズアイデア・写真館での撮影メリット・注意点などを解説していきます。

一生の思い出に残る素敵な写真を撮るために、ぜひ参考にしてみてください。

ブライダルフォトのためのポーズアイデア

どのような撮影においても、「素敵な写真」を実現するためには、ポーズや構図が重要なポイントです。

特にブライダルフォトの場合は、こだわりの衣装・ヘアメイク・小物をきれいに写したショットも撮影しておくことで、思い出をより詳細に残すことができます。

以上を踏まえて、ツーショットやソロショットでは、以下の構図を撮影するようにしましょう。

【構図例】

  • バストアップ
  • 全身
  • 後ろ姿
  • 座ったショット
  • 手元や足元
  • 小物

また、ブライダルフォトは写真を撮るメンバーによってもポーズや構図が異なります。
代表的な撮影パターンは以下のとおりです。

【撮影パターン例】

  • ツーショット
  • ソロショット
  • 家族と一緒に
  • ご友人と一緒に

それぞれに相応しいポーズを解説していきます。

バストアップ

おすすめのポーズ:笑顔・見つめ合う・頬やおでこをくっつけるなど

バストアップ写真は、ふたりの笑顔がしっかりとわかる構図です。
いっぱい笑ったり、見つめ合ったりして、幸せな気持ちを表現してみましょう

また、この構図はブライダル仕様の特別なヘアメイクもしっかり写すことができます。

全身

おすすめのポーズ:体を寄せる・腕を組む・ハグをするなど

ドレスは全身のバランスが美しい衣装です。

これは多くのご夫婦から経験談としてあげられることが多いのですが、結婚式当日は、衣装にフォーカスした撮影が可能とは限りません
せっかくこだわって選んだ衣装やヘアメイクなどは、全体のシルエットがわかるように、裾までしっかりと写した全身の写真も撮影しておきましょう

後ろ姿

おすすめのポーズ:手を繋ぐ・腕を組む・後ろ向きに手で文字を作るなど

ウェディングドレスは、挙式でいろいろな角度から見られることを想定し、バックデザインまでこだわって作られています。そのため、「後ろ姿まで可愛い!」と思ってドレスを決める人も多いでしょう。

また、ヘアセットも同様に、どの角度から見ても映えるようにセットされるものです。ブライダルならではの美しい後ろ姿も撮影しておきましょう

花嫁だけが後ろを向き、花婿が抱きしめて手でハートを作るというポーズなど、ブライダルならではのポージングもあります。

座ったショット

おすすめのポーズ:椅子に座る・床に座る・どちらかだけが座り、手を取り合うなど

ブライダルフォトでは、立ち姿と雰囲気が変わるすわったショットも人気です。座ることで緊張がほぐれ、自然な笑顔やポージングが撮れることもあります。

また、ドレスのシルエットは、座ることで見え方が変わります
ボリュームのあるスカートはふわっとした広がり方が可愛いので、椅子に座ったり、床に座ったりなど、様々なパターンを撮影してみましょう。

手元・足元・小物にフォーカスする

おすすめのポーズ:結婚指輪と手元・ブライダルシューズと足元・横顔や首元など

ブライダルシーンでは、ヘアメイクやドレスはもちろん、挙式のための「ブライダルネイル」や「ブライダルジュエリー」などの小物にもおふたりのこだわりがつまっています

例えば、結婚指輪をはめた手元や、イヤリングが映える横顔など、それぞれにフォーカスしたショットで、思い出をより詳細に残してみてはいかがでしょうか。

特に、挙式当日はドレスに隠れて見えにくいヒールを主役にした「足元ショット」も人気です。

ここからは、撮影パターンをいくつかご紹介していきます。

ツーショット

おすすめのポーズ:向かい合う・手を繋ぐ・手でハートを作る

まずは、基本となる新郎新婦でツーショットを撮影しましょう。
体や顔をくっつけてみたり、どちらか一方がハグをして、少し顔を出すようなポーズもおすすめです。

ソロショット

おすすめのポーズ:全身・バストアップ・カメラから目線を外したショットなど

一生に一度のウェディングドレスを着る記念に、ソロの撮影もおこないましょう。

ドレスのシルエットやデザインがわかる基本のポーズの他に、少し下を向いて伏し目にしたバストアップ写真など、いろいろなポーズや画角で撮っておきましょう。

美しい花嫁姿はもちろん、ビシッとキメた新郎のタキシード姿を残しておくのもおすすめです。

家族と一緒に

おすすめのポーズ:一列に並ぶ・お子さんを抱っこする・ご両親とほほえみ合うなど

昨今では、撮影スタイルの幅も広がってきており、お子様やご両親を交えての撮影も定番となってきました。
ご家族との撮影は、お子さんを抱っこしたり、並ぶ順番を入れ替えたりと、ポーズや構図のバリエーションが増えるのも魅力です。

そして、かまえた表情だけではなく、写真を見返した時に楽しかった思い出も蘇るような思い切り笑った瞬間も撮影してみましょう。

また、撮影場所により、家族の一員であるペットと一緒に撮影することも可能です。希望する場合は、事前に確認・許可を取りましょう

以下の記事では、家族写真についてより詳細に解説しています。

ご友人と一緒に

おすすめのポーズ:全員で同じポーズをする・自然に会話している様子・ぎゅっと密着するなど

仲のよいご友人に、撮影に参加してもらうのも楽しい思い出となるでしょう。

その際は、挙式を盛り上げる演出のひとつである「ブライズメイド」風に、衣装・ヘアアクセサリー・靴を花嫁の衣装とリンクさせると統一感が出て、一層おしゃれに見えます。

写真館で撮るメリット

せっかくブライダルフォトを撮影するのなら、やってみたいポーズにはどんどん挑戦してみましょう
写真館によるプロカメラマンの撮影であれば、希望のポーズにはどのような構図が相応しいのかを相談できたり、アドバイスを受けることができます。

また、写真館のプロカメラマンは、魅力があふれる表情を引き出し、その一瞬を撮影してくれます

さらに、特別な衣装・小物・ヘアメイクの写り方も考慮して撮影をおこなってくれますので、理想とする写真の実現に近づけるでしょう。

撮影時の注意点

素敵な写真を撮るために気をつけておいたほうがよいことを「事前準備」「写真館予約時に確認すること」「撮影当日に確認すること」の3つに分けてご紹介します。

一生に一度のブライダルフォトの撮影で後悔しないよう、注意点を確認しておきましょう。

事前準備

ブライダルフォトの成功は事前準備にかかっています
撮りたい構図やポーズのリストをまとめた撮影指示書を作成し、それを写真館やカメラマンに事前に共有しましょう。具体的なサンプル写真を共有すると、よりイメージが伝わりやすくなります。

また、撮影当日は緊張しやすいため、事前に笑顔やポーズの練習を鏡の前でおこなうことが大切です。

これにより、自然な表情や、普段しないポーズでもスムーズにこなせるようになります。

写真館予約時に確認すること

  • 予算内で撮影できるか
  • 撮りたい構図の撮影が可能か、小物の使用は可能か
  • 時間に余裕のある予約ができているか
  • 受取方法と所要時間

写真館を予約する際は、予算内で希望する撮影が可能かを確認することが重要です。
実際にかかる費用の他にも、撮りたい構図や、使用したい小物が可能かどうかも写真館に確認しましょう。

また、前撮りの写真を印刷して、挙式のウェルカムボードに使用したいという人も多いのではないでしょうか。

余裕を持って準備をするためにも、撮影データの受取方法や受け取るまでの所要時間、レタッチの範囲や料金などについても事前にクリアにしておくことで、当日やその後のトラブルを防止に繋がります

撮影当日に注意すること

  • とにかく撮影を楽しむこと
  • ヘアメイクや衣服の乱れ
  • レタッチの指示

撮影当日は、何よりも撮影を楽しむことが大切です。
リラックスして、楽しい雰囲気で臨むことで、自然な笑顔や表情が引き出されます。

ただし、撮影時のヘアメイクや衣服の乱れには注意が必要です。特にドレスの裾の広がり方は写真の仕上がりに大きく影響するため、カメラマンに任せるだけでなく自分たちでもその場で確認するようにしましょう。

また、肌のレタッチなどを希望する場合は、当日の撮影した写真を見ながらカメラマンに伝えられるとよいでしょう。

特別なポーズで思い出に残るブライダルフォトを

この記事では、写真館で撮るブライダルフォトのポーズアイデアと注意点を解説いたしました。

一章に一度となるブライダルフォトの撮影では、普段は試すことのない大胆なポーズや、特別感のあるショットも積極的に挑戦するのがおすすめです。

特に、絶対に撮っておきたいショットや、撮影への参加者に合わせたポーズや構図を事前に計画し、当日はその準備を活かして存分に撮影を楽しんでください。

この記事はわたしが制作しました
EDITOR小泉 愛理

この記事の執筆と編集を担当いたしました。Webライターとして10年弱活動してきた経験を活かし、編集者としてより読みやすい記事作りを心がけています。

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