大人が主役の家族写真を撮ろう!撮影時期・服装・ヘアメイクのポイントを徹底解説

EDITOR小泉 愛理

執筆と編集を担当いたしました

PHOTOGRAPHER大竹 大也

監修を担当いたしました

家族写真は、子どもの成長や家族団らんの瞬間を記録する役割を担っています。
しかしながら、「お子様の成長とともに、年々撮ることが減った」というご家庭も多いのではないでしょうか?

この記事では、大人が主役の家族写真を撮るための撮影時期・服装・ヘアメイクのポイントを徹底解説します。写真の仕上がりが大きく左右される要素をしっかりおさえて、美しい家族写真を残しましょう。

家族写真を撮るタイミングはいつ?

家族写真は、記録としての役割を持ち、その瞬間の家族の姿を形に残すことができます。
この特徴から、お子様の成長の節目であったり、なにか前向きなきっかけがあるときに撮影されることが多い写真ではあるものの、ルールや縛りはありません。撮影するタイミングはそれぞれのご家庭によって自由に決められるのも特徴であり、魅力といえるでしょう。

ここからは、家族写真の撮影パターンとして代表的な「家族のお祝いごと」、みんなが主役と慣れる「写真記念日」、「大人だけの撮影」を3つご紹介します。

家族にとってのお祝いとなる日に

家族写真を撮影する代表的なタイミングは、お子様の七五三や成人式があげられます。その他にも、入学や卒業などにあわせて撮影することで、成長の過程を記録することができるでしょう。

また、お子様に関することだけではなく、ご夫婦の結婚記念日やご家族の誕生日に撮影するのもおすすめです。

このように、家族にとって喜ばしい日に家族写真を撮ることで、その年ごとの成長や変化を記録するだけでなく、将来、写真を見返したときに、当時の気持ちまでも思い出せる一枚となります。

“あえて大人だけで撮る”家族写真

「家族写真」と聞くと子どものいる撮影を思い浮かべがちですが、大人だけの撮影も非常に素敵な思い出となります

例えば、お子様が誕生してから成長を記録するのではなく、生まれてくるのを楽しみにしているご夫婦やご家族の姿、妊娠中のマタニティ姿を撮影するのもおすすめです。
その他にも、ご夫婦だけ、ご兄弟だけの撮影など、様々な撮影スタイルで家族写真を楽しんでみましょう。

以下の記事では、様々な形の家族写真について解説しています。

定期的に撮影する「写真記念日」のすゝめ

家族写真を撮るきっかけとなるイベントの予定がないという場合は、家族で「写真を撮る日」を決めておこなう、定期撮影もおすすめです。

家族写真を撮る機会が減ったり、撮るきっかけがないというご家庭も、「写真記念日」をきっかけに家族で集まって、全員が主役の写真を撮影してみませんか

服装とヘアメイク

写真撮影において、服装とヘアメイクは非常に重要な要素です。このふたつの要素は、どのような撮影テーマであっても「写真全体の統一感を出すこと」を意識しましょう

ここからは、フォーマルからカジュアルまで、全ジャンルの家族写真撮影において留意しておきたいポイントをご紹介します。

服装のポイント

家族写真は、清潔感がある服装を心がけましょう。
撮影テーマが決定するとおのずと服装も決まりますが、悩ましいときは、色やデザインをあわせる「リンクコーデ」がおすすめです。撮影の際は、以下のことに注意してみましょう。

  • 清潔感があること
  • 撮影テーマにあわせること
  • スタイルがよく見えるデザインや素材を選ぶこと

家族の服や小物などをあわせることで、写真全体に統一感が生まれ、洗練された印象になりますので、撮影のテーマ・主役の好み・季節感などを反映させた色やアイテムを取り入れてみましょう。このリンクコーデは、カジュアルからフォーマルまで、どのようなジャンルの撮影においても活用できます

ヘアメイクのポイント

家族写真を撮影するときのヘアメイクは、服装同様に清潔感が大切です。
さらに、撮影のテーマや各年齢層に応じたヘアメイクは、それぞれの魅力や個性を最大限に引き出し、家族写真のクオリティをあげることにつながります。
ぜひ以下の4点に注意して撮影に挑んでみてください。

  • 清潔感があること
  • 顔がしっかり確認できるヘアメイクを心がけること
  • カジュアルな撮影でもヘアメイクをすること
  • フォーマルな撮影はプロに依頼するのがおすすめ

普段はヘアメイクをする機会がない人や、男性・子ども・シニアにおいても、撮影時はヘアメイクをし、身だしなみを整えましょう

また、撮影用のヘアメイクは、服装とのバランスを取ったり、写真に写ることを考慮する必要があるため、普段のヘアメイクとは異なります。

自分でヘアメイクをすることも可能ですが、経験を積んだプロに依頼することで、より洗練された仕上がりになるでしょう。

特に、ドレス・着物・スーツなどのフォーマルであればあるほど衣装とヘアメイクのバランスが難しくなるので、プロの撮影をおすすめします。

このとき、ただ任せるだけでなく、自分の希望や好みなどを伝えることで、より理想のスタイルに近づけられます。

大人のヘアメイク

写真撮影をするときは、年齢や性別に関係なく、ヘアメイクをおこないましょう。
フォーマルな撮影であればきっちりとした印象に、カジュアルな撮影であれば、あえて遊び心を感じるヘアメイクにするのもおすすめです。

男性
  • テカリを抑える
  • ヒゲと眉毛の手入れ
  • 髪のスタイリング

写真撮影をするとき、男性はヒゲを剃ったり、眉毛を整えて身だしなみに気をつけることが大切です。

ライトのフラッシュで顔のテカリが気になる場合は、マットなフィニッシュのフェイスパウダーを使用して、清潔感を出しましょう。

また、髪に寝癖がついている場合は、しっかりと直しましょう。ヘアワックスやジェルできちんとスタイリングすることで、整った印象になります。

女性
  • 撮影テーマにあうメイクを心がける
  • メイクの質感に気をつける
  • 表情が見えやすいヘアアレンジをする

女性の場合は、濃すぎるメイクを避け、写真のテーマにあう雰囲気に仕上げましょう。
また、メイクによるツヤ感がテカリに見えてしまったり、マットな質感が老けて見えてしまうこともあります。これらを防ぐためには、メイクの塩梅を調整したり、光の当たり方を考慮し、バランス良く調整することを意識してみてください。ヘアアレンジは、表情がしっかりと見えることをが大切です。

そのうえで、テーマや服装に合わせて巻いたり、まとめ髪にして楽しみましょう。

シニア
  • 自然な美しさを活かす
  • 適度なレタッチを心がける

年齢を重ねるにつれ、シワ・シミ・白髪などが気になるという声もありますが、それらも人生の一部であり、思い出のひとつといえるでしょう。過度な隠し方はせず、自然体の美しさを生かしたヘアメイクが理想です。どうしても気になる場合は、軽くレタッチをし、ナチュラルに調整してもらいましょう。

家族写真の撮影をするときの注意点

家族写真を撮影した人の中には、残念ながら納得のいかない仕上がりになってしまったケースも見受けられます。
これから撮影日を迎えるご家庭では、失敗を防ぐために、以下のことに注意してみましょう。

①事前準備

家族写真の撮影には、服装・ポーズ・撮影場所の事前準備が重要です。

服装は統一感のあるシンプルなものを選び、ポーズは自然な笑顔とリラックスした姿勢を心がけましょう。撮影場所は、自分たちらしさを引き出してくれたり、家族の雰囲気にあった写真館がおすすめです。これらの準備を整えることで、満足度の高い家族写真が撮影できます。

以下の記事では、それぞれ詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。

家族写真の構図やポーズなどについての記事は現在準備中です。

②家族の集中力や体力を考慮する

慣れない環境でおこなう写真撮影は、短時間であっても、心身ともに疲れることが予想されます。特に、小さな子どもや高齢者がいる場合は、撮影のタイミングや体調を考慮しながら撮影を進めましょう。

以下の記事では、小さなお子様と一緒に撮影する際のコツや注意点を解説しています。

お子様と一緒の撮影に関しての記事は現在準備中です。

③費用・納品枚数・修正にかかる所要時間の確認

家族写真の撮影にかかる費用と時間は、事前に明確にしておくことが大切です。
写真館によっては費用やサービス内容が異なるため、事前に確認して自分たちの希望にあうかを検討しましょう。

撮影費用は、基本料金に加えて、追加の撮影時間・納品枚数追加・特別な背景の使用などがオプションサービスとされる場合もあります。どのプランで何枚の写真が提供されるか、デジタルデータやプリントの形式で提供されるかも確認しておきましょう

また、写真の修正やレタッチが必要な場合、その作業にどれくらいの時間がかかるかも事前に把握しておくと安心です。

以下の記事では、家族写真を撮影するときの注意点についてさらに詳しく解説しています。
家族写真を撮影するときの注意点についての記事は現在準備中です。

思い出に残る家族写真を撮影しよう

家族写真は、単純な記録ではなく、家族の大切な思い出を形に残すという役目を持つ価値あるものです。

だからこそ、信頼できる写真館に任せることで、より撮影を楽しみ、思い出深い写真を撮影することが可能です。

撮影に向けて適切な準備と計画をするだけでなく、撮影テーマや家族構成にあわせた撮影プランとサポート体制が整っている写真館を選んでみましょう。

この記事はわたしたちが制作しました
EDITOR小泉 愛理

この記事の執筆と編集を担当いたしました。Webライターとして10年弱活動してきた経験を活かし、編集者としてより読みやすい記事作りを心がけています。

PHOTOGRAPHER大竹 大也

この記事の監修を担当いたしました。2019年よりプロのカメラマンとして活動しており、フォトスタジオではおもに撮影を担当しています。カメラマン視点でのスキルやノウハウを記事作りに活かしていきます。

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