オーディション用宣材写真の撮り方とは?撮影の流れや注意点

「宣材写真」は、俳優・モデル・声優など、芸能活動をする人にとって名刺代わりともなる大切な写真です。

そのなかでも、オーディション用の宣材写真は、応募書類の中でも特にあなたのことをイメージしやすいため、自身のアピールがいちばんできるものといっても過言ではないでしょう

この記事では、宣材写真の撮影を成功させるためのポイントや注意点などをご紹介していきます。

これから宣材撮影の予定が控えているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

宣材写真の役割

宣材写真は、見た人にあなたの個性や魅力を伝えるためのツールとなります。

気軽に撮るスナップ写真とは異なり、目的や用途が決まっており、しっかりと事前準備して撮影されるのが特徴です。

ここからは、宣材撮影を成功させるためのポイントをご紹介します。

宣材撮影を撮るタイミング

宣材は、オーディションへの応募や所属事務所のホームページ掲載など、目的を持って撮影されることが一般的な写真のため、以下のタイミングで撮影されることが多いです。

撮影時期に悩まれている人は、参考にしてみてください。

定期的に撮る

人間の顔は、日々変化しているため、常に最新の写真を用意しておくことが理想的です。

これまでに宣材写真を撮影したことがある人も、気がつけば前回の撮影から数年が経っていた、ということもあるのではないでしょうか。

定期的に撮影する時期を決めておけば、すぐに活用できる最新の写真を、いつでも準備しておくことができます。

オーディションにあわせて撮る

オーディションには、最新の写真を送ることが理想的です。

応募のたびに撮影し直すことで、実際との違和感を減らすことができます。

また、オーディションごとに求められるイメージに合わせて撮影することができるのもメリットといえるでしょう。

季節の変わり目や、イメチェンした時に

季節の変わり目で撮影することで、トレンドの衣装やメイクを取り入れることができます。

特に、髪型や体型など、イメージチェンジをした時に撮影しておくのがおすすめです。

芸能活動においては、宣材写真をみて、撮影にアサインされることもしばしばあるため、宣材写真とイメージチェンジした後の雰囲気があまりに異なると、信頼関係にも影響する可能性がありますので、最新の魅力をしっかりと伝えられる写真を用意しておきましょう。

宣材撮影を撮る場所

宣材写真は、撮影をする場所によって、仕上がり写真の雰囲気が変わります。

さらに、それぞれ準備にかかる手間や撮影ルールなどが異なりますので注意しましょう。

撮影スタジオ

宣材写真の撮影は、室内のスタジオが適しています。

メリット

  • 室内なので撮影スケジュールが天候に影響されない
  • 雨風で衣装やヘアメイクが乱れない
  • 個室空間になるので、撮影に集中できる

デメリット

  • スタジオ・カメラマン・ヘアメイク・スタイリストを手配する手間がかかる
  • スタジオ・カメラマン・ヘアメイク・スタイリストに依頼する費用がかかる

屋外でロケ撮

公園や街中など、野外で撮影することを「ロケーション撮影」といいます。

メリット

  • 場所によっては無料で撮影できる
  • 自然光や自然の植物の緑で、ナチュラルな雰囲気の写真が撮れる

デメリット

  • 場所によっては使用許可が必要
  • 自分でスタジオ・カメラマン・ヘアメイク・スタイリストを手配する手間と、それぞれを依頼する費用がかかる
  • 屋外なので、天候により撮影スケジュールに影響が出る
  • 雨風で衣装やヘアメイクが乱れる恐れがある

写真館

宣材撮影の方法として、もっとも一般的なのが写真館での撮影です。

メリット

  • スタジオ・カメラマン・ヘアメイク・スタイリストを手配する必要がなく、手間や時間がかからない
  • 写真館の専属スタッフには技術や経験があるので、一定のクオリティが約束される
  • オプションなどでヘアメイクサービスをつけられるところもある
  • 室内なので撮影スケジュールが天候に影響されない
  • 雨風で衣装やヘアメイクが乱れない
  • 個室空間になるので、撮影に集中できる

デメリット

  • 費用がかかる
  • 写真館のルールの範囲内の撮影となる

総合的に判断すると、用意する時間や手間を省くことができ、一定のクオリティも約束されている写真館での宣材撮影がおすすめです。

宣材撮影の流れ

写真館の撮影は、事前に流れを把握しておくと緊張がやわらぎ、スムーズな進行をおこなうことができます。

ここからは、写真館における宣材撮影の流れの一例をご紹介します。

撮影の流れ例

■申し込み
最近では、電話予約やオンライン予約の他に、LINEやSNSでの予約も増えてきました。
希望する写真館の予約方法を確認してみましょう。

■打ち合わせ
撮影前は打ち合わせをして、写真館のカメラマンやスタッフとイメージを共有しましょう。
来店受付後に、具体的な写真を見ながらどのようなイメージにしたいかを確認するのがおすすめです。お店ごとのギャラリーはもちろん、写真館によっては持ち込み写真でイメージを伝えることも可能ですので、事前に相談してみることをおすすめします。

■ヘアメイク
ヘアメイクは自分でおこなうこともできますが、写真館に専属のヘアメイクアーティストがいる場合は、サービスを利用するのがおすすめです。
理想の仕上がりのイメージを伝えて、宣材撮影用のヘアスタイリングとメイクアップをしてもらいましょう。

■衣装あわせ
持ち込んだ衣装への着替えや着付けをおこないます。
写真館によっては、レンタル衣装を用意している場合もありますので、事前に確認してみましょう。

■撮影
カメラマンによるライティングが組み終わりましたら撮影をおこないます。
リラックスして、撮影を楽しみましょう。

■写真セレクト・レタッチ受付
選択したプランによって、受け取る写真をセレクトします。
写真館によっては、撮影したデータをすべて受け取れるところもありますので、事前に確認するようにしましょう。
レタッチや修正が必要な場合は、写真をみながら具体的な箇所や要望を伝えつつ、レタッチ依頼ができるとよいでしょう。
レタッチの有無は写真館によりますので、事前に確認するようにしましょう。

■お支払い手続き
撮影のお会計をおこないます。
写真館によって、現金・クレジットカード・QRコード・交通系ICカードなど、支払い方法が異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

■撮影データの納品
撮影したデータを受け取って、終了となります。
写真館によっては、当日中に専用サイトからデータをダウンロードできる場合がありますが、納品まで数日〜数週間時間がかかる場合や、受取方法が異なる場合もあります。

宣材撮影前に準備すること&気をつけること

ここからは、宣材写真の撮影において準備することや、気をつけたほうがよいことをご紹介します。

基本的に自撮りはNG

プロによる宣材写真の撮影は、計算された構図やライティングのもと、被写体の魅力が際立つ表情やポージングを写し出し、必要に応じて専門的なレタッチをおこないます。

宣材写真は自分で撮影することもできますが、自分を表現する大切な写真となりますので、プロによる撮影をおすすめします

表情づくりやポージングの練習をする

宣材写真に適した表情づくりやポージングは、ぶっつけ本番ではなかなか難しいものです。

撮影の前には、理想的な写真の仕上がりをイメージして、鏡の前で練習したり、実際に写真を撮ってみましょう。

できるだけ客観的な視点で確認し、本番で納得のいく撮影ができるように準備しておくことが大切です。

宣材撮影に適した服装を心がける

宣材写真の服装は、全身のスタイルやバランスがはっきりとわかる服装であることが大切です。

基本的には、シンプルな色やデザインの服装が適しています。

以下の記事では、宣材写真の服装についてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご一読ください。

→服装についての記事は、現在準備中です

宣材撮影に適したヘアメイクをする

宣材写真は、男女ともにヘアメイクをして撮影しましょう。

ただし、普段のメイクとは異なり、写真写りを考慮した「撮影用のヘアメイク」をする必要があります

必要以上に濃くなったり、派手にならないように気をつけつつも、撮影時のフラッシュで色飛びをしないメイクや、写真映えするヘアセットなど、ポイントを抑えることが重要です。

以下の記事では、宣材写真のヘアメイクについてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご一読ください。

→ヘアメイクについての記事は現在準備中です

宣材撮影に適したポーズと表情

宣材写真は、バストアップ写真と全身写真が基本の構図となります。

まず、基本の表情は自然体の笑顔です。

歯を見せたり、口を閉じた笑顔など、さまざまなパターンを撮影してみましょう。

自然な笑顔を自撮りするのは難しいですが、プロのカメラマンや写真館に依頼することで、宣材写真に必要なポイントを抑えた撮影をおこなってくれます。

以下の記事では、宣材写真に適したポーズと表情についてより詳しく解説しています。ぜひあわせてご一読ください。

→構図のコラムは現在準備中です

→表情やポージングについての記事は現在準備中です

過度なレタッチや修正はしないこと

宣材写真は、被写体の持つ本来の魅力を伝えるための写真ですので、大幅に目を大きくしたり、ボディラインを実物と異なるほど痩身させるような、過度な修正はしないようにしましょう

また、軽微な修正となるレタッチも、一時的な肌荒れや髪の乱れなどの必要最低限にとどめます

また、自分で自分の写真に修正やレタッチをおこなうのは加減が難しいため、プロに依頼するのがおすすめです。レタッチはオプションとなる写真館も多いため、希望する場合は、事前に確認し、どのようなレタッチができるかを事前に確認するようにしましょう。

以下の記事では、宣材写真のレタッチについてより詳しく解説しております。

→レタッチコラムは現在準備中です

オーディション用の宣材撮影は写真館がおすすめ

宣材写真は、オーディションの結果を左右する重要な要素です。審査員の目にとまる宣材写真を準備するためには、自撮りではなく、プロに依頼して撮影しましょう。

特に、写真館であれば、スケジュールが立てやすく、手配も楽で、天候などの影響によるヘアメイクや衣装の乱れも防ぐことができます

その中でも、オーディション用の宣材撮影を経験しているプロのカメラマンが担当してくれるところだとより一層安心です。

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