宣材写真で好印象を叶える!全身&バストアップの撮り方を伝授

EDITOR小泉 愛理

編集を担当いたしました

ENGINEER / WRITER首藤 藍子

執筆を担当いたしました

宣材写真とは、芸能活動やモデル活動をおこなうときに、自己PRやプロモーションのために使用する写真のことです。相手に信頼感やよい印象を与えられれば、他の応募者がいる中でも、しっかりと自分をアピールできる写真となるでしょう。その際、宣材写真は、適切な構図と自分にあったポージングをとることが求められます

この記事では、宣材撮影の基本的な構図と、ポーズや表情について詳しく解説します。これから宣材写真を撮影する予定がある人や、はじめて宣材撮影をする人は、ぜひ参考にしてみてください。

宣材撮影の基本の2構図

一般的に、宣材写真は全身写真とバストアップ写真を提出します。
この2種類の写真は、それぞれ注目されるポイントが異なるので留意しておきましょう。

まず、全身写真は、スタイルなど全身のバランスが確認できるため、ボディラインのアピールができる構図となります。服装や姿勢から全体の雰囲気を表現できる写真になりますので、あなたのアピールしたいポイントを意識して、魅力が発揮できるようなポーズをとることが大切です。

そして、バストアップは顔のパーツや表情がよくみえるため、感情や雰囲気を伝える写真となります。写真の印象は表情ひとつでガラリと変化しますので、自分の表情のバリエーションを増やし、オーディションで求められる人物像にあわせて表現してみましょう。そのためには、鏡の前でさまざまな表情を練習し、自分の表現の引き出しを増やすこともおすすめです。

以下の記事では、宣材写真の「基本の2構図」について解説しています。
→構図のコラムは現在準備中です。

宣材撮影に適したポーズと表情とは

宣材写真であなたの魅力を最大限に引き出すためには、テーマや目的に適したポーズや表情が鍵となります。また、正しい姿勢やリラックスした表情を心がけることで、自然で魅力的な写真が撮れるでしょう。

ここからは、宣材撮影のポーズと表情のポイントや、男女別の具体例を詳しく解説します。鏡の前で練習して、自分に最適なポーズや表情をみつけてみてください。

ポーズの基本

宣材写真は、適切なポーズをとることで全体のバランスがよくみえ、見た人に自信に満ちた印象を与えられます。また、全身写真であっても顔を確認されるので表情にも注意が必要です。

この記事でご紹介するポーズの基本を押さえて、表情にも気をつけながら、リラックスして撮影に臨みましょう。

基本のポーズの取り方

姿勢
背筋を伸ばし、胸を張ることで姿勢がよくなります。 姿勢を意識すると、自信に満ちた印象になり、全身のスタイルやボディラインのバランスもよく見えます。
重心のバランス
重心を中央に保つことで、安定感のある姿勢を保てます。 また、片足に重心をかけ、もう片方の足を少し前に出すことで、リラックスした自然な雰囲気がでるのでおすすめです。
顔の向きと視線
やわらかい印象をもってもらいたい場合、顔を少し斜めに向けてみましょう。 視線をカメラに向けることで、写真を見る人に直接語りかけるような印象になります。

表情の基本

自然な表情をつくることで、リラックスしたナチュラルな印象を与えられます。ただし、「自然な表情」というのは、ありのままの普段の表情ではなく、「自然に見える表情をつくること」が大切です。ここからは、表情のつくり方や表情のバリエーションについて解説します。

そして、気持ちは表情にもあらわれるものです。宣材撮影を楽しむことで、よりあなたらしい魅力的な表情を写真に収められるでしょう。

自然な表情の作り方

リラックスする
緊張すると表情が硬くなりがちです。撮影前に深呼吸をしてリラックスしましょう。 撮影中も緊張しないように、楽しいことを考えると自然な笑顔がでやすくなります。
目の表情
笑顔のときには、目も笑うように心がけましょう。 無理に目を見開くのではなく、少し細めることで、目尻にやわらかさが加わります。
口角を上げる
頬の筋肉を使って、目元まで笑顔を広げるよう意識してみましょう。 ただし、笑いすぎて目が細くならないように注意が必要です。

表情のバリエーション

真剣な表情
目の力を少し強め、真剣な雰囲気を出します。 口元は軽くとじ、自然な形に保つことで、落ち着いた印象を与えられます。
やわらかい表情
目元と口元に少し緩やかな笑みを浮かべ、やわらかい印象をつくります。 顔全体をリラックスさせ、自然体でいることがポイントです。
フレンドリーな表情
親しみやすさを出すために、目を少し大きく開き、口角を上げた笑顔をつくります。 顔の筋肉をリラックスさせ、楽しい気持ちや雰囲気を表現します。
クールな表情
目元を引き締め、口元を軽くじた状態を保ちます。 感情を抑えつつ表情を作ることで、洗練された雰囲気を演出できます。

男女別のポーズや表情の具体例

宣材写真において、人それぞれの魅力を最大限に引き出すためには、性別に応じたポーズや表情を理解することが重要です。

ここからは、男女それぞれに適したポーズや表情の具体例を紹介します。
宣材写真の用途や、叶えたい印象などにあわせて、あなたにとって最適なポーズや表情をみつけるための参考にしてみてください。

また、職種や用途によっても適切なポーズや表情は異なります
例えば、俳優のオーディションであれば、顔の表情の豊かさから表現力をアピールしてみましょう。このとき、ひとつの形にとらわれず、自然な笑顔から真剣な表情まで幅広く撮影し、客観的な視点でベストショットを選ぶのもおすすめです。

また、モデルやレースクイーンであれば、全体のボディラインが伝わるようにポージングを工夫することが必要になるでしょう。一方、クラシックの音楽家やオペラ歌手などの宣材写真では、信頼感を伝える、落ち着いた表情やポーズが好まれます。

小泉 愛理
編集者小泉 愛理

あなたが希望する職種や用途に応じて最適なポーズや表情を選びましょう。

くわしくは、以下の記事をご確認ください。
→職種や用途の記事は現在準備中です。

男性編

ポーズ
腕を直角に曲げて腰の前に置く
力強さとリラックスした雰囲気を兼ね備えたポーズは、男らしさを表現するのに効果的です。 両腕を直角に曲げて腰の前に置くことで、自信を感じさせつつもリラックスした印象を与えます。このポーズは、バストアップ写真でも活用できます。
片足を軽く前に出す
片足を軽く前に出し、重心を前にかけることで、自然でダイナミックな印象を与えるポーズになります。躍動感のあるポーズですので、全身写真に最適です。
表情
自信に満ちた笑顔
目に力を入れ、口元を軽くほほえむことで、自信に満ちた笑顔をつくることができます。 誠実さと自信をアピールすることで、見る人に信頼感を与えることができるでしょう。
真剣な表情
目元を引き締め、口を軽くとじることで、真剣な表情になります。 プロフェッショナルな印象や、、集中している姿勢を表現するときに活用できます。

女性編

ポーズ
腕を体の前で軽く交差させ、手のひらを見せる
手のひらを体の前で重ねると、優雅でやわらかい印象を作り出します。 このとき、両肘は体から話して、すこし空間を作るようにすると上品に見えます。 このポーズはバストアップ写真にも効果的です。
片方の肩を少し前に出し、顎を引いてほほえむ
肩を少し前に出し、顎を引いてほほえむことで、親しみやすさと女性らしさを演出できます。 やわらかく、女性らしい印象を作り出すポーズは、全身写真にも適しています。
表情
優しいほほえみ
目を少し細め、口角を上げることで、優しいほほえみになります。 見る人に安心感と親しみを感じさせ、温かみのある印象を与えます。
フレンドリーな笑顔
フレンドリーな笑顔は、見る人に明るく楽しい印象を与えます。 目を少し大きく開き、明るくほほえむことで、親しみやすさを表現します。

宣材写真で自分の魅力を最大限に伝えよう

宣材写真は、見る人にあなたの魅力を伝えることが目的です。
特に、オーディションに提出するのであれば、審査員や雑誌のキャスティング担当者などに「会いたい」「採用したい」と思ってもらえる写真を撮影しましょう。そのためには、あなたの魅力を最大限アピールできるように、用途にあわせて適切な構図・ポーズ・表情を心がけることが必要不可欠となります。

さらに、自分に最適なポーズや表情をみつけるために男女別の魅せ方を把握したり、プロのカメラマンと相談しながら撮影に臨むことをおすすめします。また、緊張をしていると自分らしさが発揮できないこともあるため、自撮りをしたり、家族や友人に撮影してもらって、普段からカメラに慣れるようにしましょう。

あなたが素敵な宣材写真を撮影できるよう、応援しています。

この記事はわたしたちが制作しました
EDITOR小泉 愛理

この記事の編集を担当いたしました。Webライターとして10年弱活動してきた経験を活かし、編集者としてより読みやすい記事作りを心がけています。

ENGINEER / WRITER首藤 藍子

この記事の執筆を担当いたしました。公式サイトのWebエンジニアとして活動中です。全国の写真館をはじめとした公式サイトやオウンドメディアなどを調査することで得た知見を活かし、より読みやすい記事作りに取り組んでいます。

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