小学校受験の願書用写真はいつ・どこで・どう撮る?髪型・ポーズ・準備すべきこと
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「お受験」といわれる小学校受験には、事前準備が欠かせません。
特に、願書に添付する写真は、受験の成功に大きく影響するポイントです。
また、希望する学校によっては、お子さまだけでなく家族全員の写真が必要になることもあります。
この記事では、お受験の願書用写真を、「いつ」「どこで」「どのように」撮影すべきか、そして、撮影のための準備について解説していきます。
提出日にむけて準備を整え、万全を期して受験にのぞみましょう。
目次
「お受験用の写真」ってどういうもの?
小学校受験には、願書に添付するための写真が必要です。
この写真は、スナップ写真とは異なり、子どもの印象をしっかりと表現するとともに、清潔感や聡明さを伝える役割をはたします。
そのため、顔の表情や服装、髪型にいたるまで、正確に撮影することが重要です。
いつ・どこで・どんな写真を撮るの?
お受験用の写真は、お子さまやご家族のことを伝える重要な要素となります。
具体的に、「いつ」「どこで」「どのような写真」を用意するとよいのかを確認していきましょう。
お受験写真の撮影時期はいつ?
小学校受験用の写真は、撮影時期が重要です。受験先の学校に提出する書類に添付する写真は、できるだけ最新のものを添付しましょう。
3ヶ月以内に撮影をする
写真撮影の時期が早すぎると、子どもの成長により外見が変化する可能性があるため、願書提出より3ヶ月以内に撮影するのが理想です。
写真は余裕を持って用意する
提出日間近の撮影は、データの納品が間に合わないリスクや、予期せぬトラブルが生じたときに対応できないことが考えられます。
そのため、願書用の写真は、遅くとも提出の1ヶ月前までに手もとに用意しておけるように、撮影のための準備も余裕を持って進めるようにしましょう。
縁起のよい日に撮影する
受験の成功を願い、「大安」などの縁起がよい日に撮影をするのもおすすめです。
さきに受験した兄弟がいる場合は、おなじ日に撮影したり、家族にとってよい日を撮影日にするご家庭もいらっしゃいます。
夏場の撮影は日焼けに注意
小学校受験用の願書写真は、夏前から秋にかけて撮影されるのが一般的です。
特に、家族写真は、ご家族全員の都合がつきやすい夏休みに撮影されるケースが多いのですが、夏場は日焼けに注意することを留意しておきましょう。
日焼けの程度によっては、写真撮影時に肌の色ムラや日焼け後のかさぶたが目立ってしまうことも考えられます。
こういった事態を防ぐためにも、希望する学校の提出時期を基本に、夏のおでかけやお子様が成長するペースを考慮しながら余裕を持って撮影スケジュールを組んでいきましょう。
環境が整っている写真館の撮影がおすすめ
お受験用の写真は、自撮りすることもできますが、適切な背景や全員が写るスペース、高画質のカメラなどを準備し、撮影環境を整えなくてはなりません。
それだけではなく、これらを効果的につかいこなす技術を身につける必要もあるため、一般の家庭では難しいといえるでしょう。
その点、写真館であれば、撮影環境はすべて整っており、経験豊富なプロカメラマンからポーズや表情への適切なアドバイスを受けながら撮影をおこなうことができます。
また、必要に応じて適切なレタッチもおこなってもらえるため、失敗が少なくなるでしょう。
以下の記事では、東京写真館のレタッチについて解説しています。
→レタッチのコラムは現在準備中です
どんな写真が必要?
お受験用の写真では、受験者本人となるお子さまのバストアップ写真が必須です。
また、願書を提出する学校により、ご家族全員が写った家族写真を提出する場合もあります。
それぞれのポイントは、以下のとおりです。
本人(子ども)
- 縦長のバストアップ写真
- 顔がしっかりと確認できる正面からの構図
- ほほえむ、もしくは真顔
家族の写真
- 両親だけでなく、兄弟も含めて全員一緒にうつる
- 基本的に横向き
- 基本的に、両親は座る、子どもは立つ構図
共通して気をつけるポイント
- ブレていない、鮮明な写真であること
- 顔に影ができていない写真であること
- 背景がない写真であること
上記は基本事項となりますので、提出先となる学校の指定や教育理念などに合わせてふさわしい写真を撮影しましょう。
撮影に必要なもの&準備すること
小学校受験用の写真は、服装・ヘアメイク・構図・ポーズなどの要素が重要なポイントとなります。
これらは、撮影日の直前にすべてをそろえるのは難しいため、前もって計画的に準備を進めていきましょう。
願書写真撮影に適した服装
- 本人も家族も、フォーマルでかっちりとした服装をする
- 子どもは制服やフォーマル、大人はスーツやセミフォーマルを着用する
- 家族全員の服装の色味をおなじもしくは近づけると統一感がでる
受験用写真は、本人も家族も、フォーマルな服装で写るのが基本です。
かっちりとした印象の服装を着用しましょう。
以下の記事では、小学校受験の願書用写真のための服装について解説しています。
撮影に適した髪型とメイク
- 本人も家族も、清潔感のある髪型とヘアメイクを心がける
- 髪が長い場合は、すっきりとまとめる
- アクセサリーや帽子は着用しない
小学校の受験用写真では、子どもにメイクアップはほどこさないため、そのぶん髪型でフォーマル感を演出します。
特に前髪や顔周りは、表情がはっきりとわかるように整えることが大切です。
以下の記事では、小学校受験の願書用写真のためのメイクや髪型について解説しています。
撮影に適した構図・ポーズ・表情
- 自然な表情で、目線はカメラをしっかりととらえる
- 表情は、真顔かわずかにほほえむ
- 家族写真は全身が映ることを意識する
撮影時は、目線はレンズをしっかりととらえ、自然な表情を心がけましょう。
基本的に、真顔かわずかにほほえむ表情で撮影されますが、願書を提出する学校によっては、歯を見せる笑顔の場合もあります。
以下の記事では、小学校受験の願書用写真のための構図やポーズについて解説しています。
お受験用写真は3ヶ月以内に撮影を
小学校受験は、ペーパーテストの成績だけでなく、家族の雰囲気も重視されます。
受験生とその家族にとってアピールポイントのひとつとなる写真は、3ヶ月以内に撮影をし、願書提出の1ヶ月前には手もとに用意しておくのが理想的です。
小学校受験用の撮影は、夏から秋にかけてはとくに予約がうまりやすい時期となりますので、早めに予約をするのがおすすめです。
また、願書にふさわしい写真を撮るためには、服装・ヘアメイク・構図・表情・ポーズなどの要素に考慮する必要があります。ただし、これらはすぐに用意できるものではないため、余裕を持って撮影の準備を進めましょう。