宣材写真の服装やヘアメイクのポイントとは?男女別に徹底解説

編集者小泉 愛理

編集を担当いたしました

カメラマン / パーソナルカラー診断士北川 千尋

執筆を担当いたしました

宣材写真やオーディション写真において、服装やヘアメイクが重要とされているのをご存知でしょうか?

服装やヘアメイクは、見る人の印象を大きく左右します

自分の魅力を最大限に引き出すものを選び、審査員に好印象を与えることができれば、合格に近づけるでしょう。

一方で、適切でない服装やヘアメイクは、印象に残らなかったり、イメージダウンとなってしまい、チャンスを逃してしまうかもしれません。

しかし「どんな服装がいいのか分からない…」「髪型やメイクはどうすればいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。

この記事では、男女共通の基本的なポイントに加え、性別に応じた適切な服装やヘアメイクの方法を紹介します。

自分の個性や魅力を活かして、印象に残る宣材写真を撮影しましょう。

宣材撮影に適した服装とヘアメイク

白い服を着た女性の宣材写真

宣材写真は、被写体となる人自身を証明する写真となるため、どのような人物であるのかをしっかりと認識できる必要があります。

また、同時に「この人に会ってみたい!」と思ってもらえるように好印象であることも大切です。

そのために必要な要素となる宣材撮影に適した服装とヘアメイクのポイントを確認していきましょう。

好印象な服装とは?

宣材やオーディション写真を撮るときは、清潔感があり自分の体型に合っている服装を選ぶことが基本です。

「自分に似合う色や服装が分からない!」とお悩みの人には、パーソナルカラー診断や骨格診断をおすすめします。

自分の肌に合う色や骨格タイプを知ることで、あなたの魅力を最大限に活かせるようになるでしょう。

一方で、オーディションのジャンルやテーマに合わせた服装を選ぶことも重要です。

たとえば、モデルのオーディションではトレンドを意識したファッション、女優や俳優のオーディションではその役に合った服装が好印象を与えることがあります。

このように、宣材写真やオーディション写真における服装選びは、単に「好きな服を着る」わけではなく、自分の体型や目的に合わせた服装選びをおこなうことで、オーディションの成功にぐっと近づくでしょう

男女ともにナチュラルメイクがおすすめ

宣材写真のメイクは、自然な印象を与えるナチュラルメイクがおすすめです。

女性はもちろん、男性も下地や薄付きのファンデーション、コンシーラー等のベースメイクで、気になるシミやシワをカバーしましょう。

また、男女共通で気をつけたいのが「テカリ」です

「ツヤ」と「テカリ」は紙一重で、男性はテカりやすく、女性はラメ感の強いハイライトなどがテカリに見えてしまうことがあります

オイリー肌の場合は、軽めのファンデーションやパウダーを使用したり、メイクにおいてもハイライトの塗りすぎには注意しましょう。

フェイスラインや目を隠さない髪型が◎

宣材やオーディション写真は、あなたの顔立ちや雰囲気を確認するものです。

このとき、他の人と差をつけようと個性的な髪型を選びがちですが、奇抜すぎると変にあなたのイメージを固定化させてしまうため、シンプルな髪型を心がけましょう

また、前髪で目が隠れていると、顔立ちがはっきりと分からないうえに、清潔感に欠けてしまいます。

あなたの素材そのものの魅力が伝わるように、目もとやフェイスラインが分かる髪型にするのがおすすめです。

男性編:服装とヘアメイクのポイント

かっこいい宣材写真を撮るために、男性もメイクを施したり、自分の魅力を引き立てる服装でアピールしましょう。

しかしながら、普段メイクをしない男性やおしゃれに自信がない人もいるのではないでしょうか。

そういった人にも参考になるよう、宣材写真に適した男性向けの服装・メイク・髪型についてご紹介します。

男性におすすめの服装とは

男性の服装は、無地で明るい色のトップスにアンクル丈のパンツを合わせるのがおすすめです

くるぶしを見せる丈のパンツにローカットの靴を合わせることで、よりスタイリッシュな印象を与えます。

反対に、くるぶしが隠れるほど丈が長いパンツやハイカットの靴は、だらしなく見えてしまったり、スタイルが悪く見えることもあるので避けた方がよいでしょう。

また、シンプルな白シャツにジーパンまたはチノパンを合わせるのも、清潔感がありつつカジュアルなスタイルで好印象です。

男性もメイクで清潔感アップ

一般的に、男女関係なく肌を綺麗に見せたり、清潔感をアピールするためにメイクをして撮影します

まずは、メイクを始める前の下準備として、髭剃りや眉剃りをしっかりとおこないましょう。

肌の荒れや青髭を隠すためには、カバー力の高い硬めのコンシーラーがおすすめです。

メイクの手順は、下地→ファンデーション→コンシーラー→アイブロウ→リップケアの順番でおこないます。

このように、男性もメイクをすることで、シミ・シワ・ニキビなどを効果的に隠し、肌を綺麗に見せてくれます

宣材写真向きのメンズヘアとは

男性の髪型は、自然で清潔感のあるヘアスタイルが好まれます

髪色に迷っている人には、さわやかで誰からも好感を持たれやすい黒髪がおすすめです。

大きなインパクトはないものの、かえってあなたそのもののよさを伝えられるでしょう。

また、顔の雰囲気がはっきりと分かるような髪型にすることもポイントです。

たとえば、七三分けなど前髪を上げておでこを見せるスタイルは、顔がすっきりと見え、老若男女問わず好印象を与えます。

ほかにも、メンズの髪型の定番であるナチュラルマッシュなら髪質や毛量を問わず、どんな男性にもマッチするのでおすすめです。

女性編:服装とヘアメイクのポイント

宣材やオーディション写真を撮影するときは、普段通りのメイクや服装が必ずしも適切であるとは限りません

ここからは、宣材写真における女性ならではの服装・メイク・髪型のポイントをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

体のラインを「活かす」服装

女性の服装は、できるだけ無地や柄の少ない派手でないものが好ましいです。

たとえば、ベージュ・白・オフホワイトなどの明るい色を選ぶと、清楚でさわやかな印象に見せてくれます。

また、体型も確認されるため、ボディラインがはっきりと分かる服装がよいでしょう

特に、首周りや鎖骨が見えるネックラインの服装を心がけると、小顔に見える効果があるのでおすすめです。

このように、宣材写真の服装選びの際は、体のラインを「隠す」のではなく、「活かす」ことを意識しましょう

できるだけ「盛る」ことは避け、体型に合わせてシルエットが綺麗に見える服を選ぶと、自然とスタイルアップにつながります。

具体的な組み合わせとしては、ブラウスと膝丈のスカートにヒールを合わせるのがおすすめです。

ワンピースはノースリーブ、パンツの場合はアンクル丈のものを選ぶとスタイルがよく見えます。

アクセサリーは着用しないか、あるいは小ぶりでシンプルなものを選びましょう

目的に合わせたメイクを

女性のメイクは、基本的に自然な印象となるナチュラルメイクが好まれます

写真写りを少しでもよくしたい気持ちになったり、周りよりも目立つためにメイクを濃くして盛りたくなりますが、審査員が見たいのは、あなたの顔立ちや雰囲気といった素材そのものであることを忘れてはいけません

しかしながら、応募するオーディションの内容や目指す役柄に合わせてメイクをすることも重要です。

たとえば、クール系の配役を目指す場合は、かっこいい雰囲気が感じられるよう寒色系のアイシャドウを使用するなど、イメージに合ったメイクを施すとよいでしょう。

このように、写真を撮る目的に合わせてメイクを変えることで、審査員にもイメージが伝わりやすく、好印象を与えます。

女性はダウンスタイルがおすすめ

女性の髪型は、フェイスラインがはっきりと分かるシンプルなスタイルがおすすめです。

具体的には、毛先を内巻きにしたワンカールストレートヘアや、コテでゆるく巻いたダウンスタイルがよいでしょう。

あなたの顔立ちが分かるように、目が隠れるような髪型や個性的な髪型は避け、清潔感のあるヘアスタイルを選ぶことがポイントです。


また、顔周りの髪を耳にかけてフェイスラインを出すことで、首を長く見せたり、より女性らしい印象を与えられるでしょう。

ただし、メイクと同様に、ヘアスタイルもオーディションの内容や目指す役柄に合わせてイメージに寄せることも大切です。

以下の記事では、それぞれの用途毎の髪型について詳しく解説しています。

→職種や用途別のコラムは現在準備中です。

さらに宣材撮影を成功させるためのポイント

自分に合った服装やヘアメイクは、見た目の印象を大きく左右し、オーディションの合格率アップにつながります。

さらに、人物の魅力を最大限に引き出すためには、服装やヘアメイクだけでなく、写真の構図も重要な要素です。

このとき、容姿・体型・表情などがよく分かる適切な構図で撮影すると、あなたの魅力がより一層引き立つでしょう。

以下の記事では、宣材写真の構図について詳しく解説しています。

→構図についてのコラムは現在準備中です。

自分の素材を活かした宣材写真でアピールしよう

この記事では、合格するための宣材やオーディション写真を撮るときの服装やヘアメイクの重要性について解説しました。

写真は、服装やヘアメイクによって大きく印象が変わります

だからこそ、自分の強みを活かした服装選びやヘアメイクは、自信を持ってオーディションに臨むために不可欠なポイントです。

第三者にどう見られるかを意識しながらも、自分の魅力をしっかりとアピールしましょう。

この記事はわたしたちが制作しました
編集者小泉 愛理

この記事の編集を担当いたしました。Webライターとして10年弱活動してきた経験を活かし、編集者としてより読みやすい記事作りを心がけています。

カメラマン / パーソナルカラー診断士北川 千尋

この記事の執筆を担当いたしました。フォトスタジオでは、おもにカメラマンとして撮影をさせていただいており、パーソナルカラーコンサルティングも担当しています。実務で培った経験を元に、読者のためになる情報をお届けします。

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