マタニティフォトにふさわしい構図とポーズとは?撮影のコツを徹底解説

EDITOR小泉 愛理

編集を担当いたしました

ENGINEER / WRITER首藤 藍子

執筆を担当いたしました

みなさんは、妊娠期間中の膨らみのあるお腹を主役に写真を撮る「マタニティフォト」をご存知ですか?
マタニティフォトは、お腹の中に赤ちゃんがいる“妊婦”という特別な時期を思い出として残せることから注目を集め、近年ではスタンダードな撮影となってきました。

そして昨今では、ただ撮影するだけでなく、より素敵な写真を撮影するための工夫をこらすことが人気です。例えば、撮影場所を厳選したり、衣装・ヘアスタイル・小物の準備をすることで、より想い出深い一枚になるでしょう。

この記事では、マタニティフォトにふさわしい構図やポーズを徹底解説していきます。
マタニティフォトは、妊娠8ヵ月頃が最適なタイミングといわれています。お腹が大きくなり、ママへの負担も少ない時期を活用して、妊娠中の貴重な時間を思い出として残してみましょう。

素敵な写真を撮るためには?コツと注意点

素敵なマタニティフォト撮影するためには、いくつかのポイントがあります。
まずは、撮影の際に気をつけたいコツと注意点を紹介します。

構図やポーズについて

マタニティフォトは、お腹に宿る命の撮影は、初めての家族写真にもなる記念の一枚です。

撮影の主役となる妊娠中のお母様のふっくらとしたお腹ですので、このお腹を美しくみせる構図や、赤ちゃんに対する愛情をポーズで表現すると、より印象的な写真になります。普段とは異なる「マタニティフォト」ならではのポーズや構図を意識して、妊娠中の特別な瞬間を記録しましょう。

お腹を主役にする

マタニティフォトならではのポーズとして、膨らみのあるお腹を活用する方法があります。

また、赤ちゃんへの愛情を表現する定番のポーズとしては、「お腹に手をそえる」「お腹をみつめる」などがあげられます。お腹のシルエットを美しくみせるために、横向きに撮影する方法も効果的ですので、ぜひ取り入れてみてください。

衣装や小物でおしゃれな雰囲気を演出する

難しく思われがちな「おしゃれな雰囲気」は、衣装や小物で演出することが可能です。
最近では、マタニティドレスの種類も豊富にそろっていますので、特別感を出したい場合や、お腹を出すことに抵抗がある方にもおすすめです。

また、赤ちゃんのエコー写真・かわいいベビーシューズ・おもちゃなどを取り入れることで、初めての家族写真がより印象深いものとなるでしょう。

家族と一緒に心に残る一枚を撮影する

ママひとりの撮影の他にも、家族と一緒の構図も非常に人気があります。
複数人で撮影することで、緊張がやわらぎ、リラックスして撮影できるでしょう。

例えば、旦那さんと撮影する場合は、後ろからママをハグしたり、お腹にキスをするポーズなど、ママと赤ちゃんに対する愛情を表現するポーズがおすすめです。

ご両親も含め、家族全員での撮影では、みんなで一緒にお腹にふれるポーズをとることで、新しい命の誕生に対する期待や喜びを表現できます。家族が増える節目にマタニティフォトを撮ることで、家族の素敵な記念になりますので、10年後、20年後に振り返ったときにも鮮明に思い出せる一枚を残しましょう

表情も意識しよう

マタニティフォトでは、赤ちゃんが生まれることへの期待や喜びを自然な笑顔で表現することがポイントです。手をやさしくお腹にそえ、お腹をやさしくみつめると、赤ちゃんに対する愛情や、やわらかい表情が伝わる写真になります。

また、遠くをみつめながらほほえみをプラスすることで、未来への希望や心からの幸福感を自然に表現できます。

自然な表情を引き出すためには、撮影前に楽しい話をしたり、安心して撮影できる環境をととのえることが大切です。深呼吸や簡単なストレッチをおこなうと、リラックスした表情をつくりやすいのでぜひ試してみてください。

マタニティフォトのためのポーズアイデア

ここからは、マタニティフォトを撮影するためのポーズアイデアを、構図ごとにご紹介します。

上半身をメインに撮影

上半身を撮影することで、顔や目の表情もとらえやすくなり、表情から母性を表現できます。

手をお腹にそえる

妊娠中の女性の美しさや母性を表現できる定番のポーズです。

正面を向いて、手でお腹をかかえる

手でお腹をかかえるポーズは、お腹の大きさを表現でき、お腹の子どもの成長を感じさせます。
手で妊娠線を隠すこともできますし、、思い出として妊娠線もあえてみえるように撮影することもおすすめです。
いずれの場合も、マタニティフォトならではの特別な写真になります。

全身を写す撮影

全身の撮影は背景や衣装も含めて、全体の雰囲気やスタイルを伝えやすくなります。
特別な衣装やドレスを着用しているときは、ぜひ全体像の写真も撮影してみましょう。

やや横を向き、お腹を上下からやさしくつつみ込むようにそえる

全身写真は、背景も全体の雰囲気づくりの重要な要素です。
写真のような自然の中での撮影は、落ち着きと静けさを感じさせ、心地よい雰囲気を作り出せます。

横を向いた姿

横を向いた姿は、妊娠中のお腹のまるみや大きさがはっきりとわかるため、マタニティフォトでは定番のポーズです。妊娠期間中の特別な瞬間を美しく記録できます。

横を向き、お腹に焦点をあてる

マタニティフォトならではの、ふっくらとしたお腹をアピールできます。

あお向けに横たわり、やさしくお腹をつつみこむように手をそえる

横になることでリラックスした雰囲気の写真になり、妊娠中の穏やかな瞬間をとらえられます。

座ったショット

座ったショットは、妊婦さんが疲れにくく、リラックスした自然な表情を引き出しやすいです。座った状態でお腹をかかえたり、足を伸ばしたりと、様々なポーズで、多彩な表現をしてみましょう。

やや横向きでいすに座り、お腹に手をそえる

お腹のラインがわかるようなタイトな衣装を着ると、妊娠中の女性の美しいシルエットが撮影できます。

手元や小物にフォーカスする

手元や小物に焦点をあてることで、オリジナリティのある世界観を表現できます。
また、夫婦の思い出の品を使うと、さらに写真にテーマ性やストーリー性を加えられるでしょう。

エコー写真を小物として活用する

エコー写真と一緒に撮影すると、お腹の中での赤ちゃんの成長も記録に残せるのでおすすめです。

手でハートマークをつくる

手でハートマークをつくるポーズは、写真映えしやすいです。
旦那さんの手を上から重ねることで、夫婦の一体感がある一枚になります。

ベリーペイントをする

ベリーペイントは、専門のアーティストが安全な塗料を使って、妊娠中の女性のお腹に絵やデザインを描くアートです。
手軽に楽しみたい方は、シールタトゥーがおすすめです。

ツーショット

旦那さんとのツーショットの写真は、家族の愛情やふたりの絆を表現できます。
撮影前にポーズや表情のアイデアを共有し、お互いにリラックスできる雰囲気をつくることが大切です。

上のお子さんがお腹にキスをする

お子さんがお腹にキスするポーズは、お子さん自身が兄または姉になる自覚が芽生え、兄弟の絆を表現できます。

旦那さんと体を寄せあい、二人でお腹にふれる

旦那さんが奥さんのうしろからやさしく抱きしめ、二人でお腹に手をそえています。夫婦の絆・家族の愛情・幸福感が伝わります。

ソロショット

赤ちゃんの誕生前と誕生後の様子を撮影する

同じ構図で赤ちゃんの誕生前後を撮影することで、特別な思い出を記録できます。
妊娠中の赤ちゃんの誕生を待ち望む気持ちと、出産後の感動を思い出せる一枚となるでしょう。

顔を花束で隠して

写真を撮られるのが恥ずかしい場合は、顔を花束で隠すポーズがおすすめです。

家族と一緒に

家族で体を寄せあい、お腹に視線を向ける

家族全員が体を寄せあいお腹に視線を向けると、新しい命の誕生を待ち望む気持ちが伝わります。
服装の色を統一すると、まとまりのある写真になります。

家族でお腹を出しあう

家族全員が自分のお腹を出しあうことで、ママのふっくらしたお腹とお子さんや旦那さんのお腹を比べられます。
家族で赤ちゃんの成長を喜ぶ感情が表現でき、楽しさと親しみを感じます。

ペットと一緒に

ペットは、楽しいときや辛いときも寄り添ってくれる大切な家族です。ペットと顔を寄せあうようなポーズは、心が通じあうような雰囲気を演出できます。

ご友人と一緒に

妊娠中の友人と一緒に

妊娠中の友人と一緒に撮影することで、友情やともに母親になるという連帯感を表現できます。
友人と一緒にベリーペイントをしたり、衣装を揃えるとより一体感が生まれ、個性的で思い出深い写真になります。

妊娠中の瞬間を美しく記録しよう

マタニティフォトは、妊娠中ならではの構図やポーズを意識し、衣装や背景などの細部にまで注意を払うことがポイントです。また、家族・友人・ペットと一緒に撮影することで、大切な人たちとの絆を表現できます。

撮影時は、手元や小物にフォーカスしたり、ユニークなアイデアを取り入れることで、よりオリジナリティがある思い出深い写真となるでしょう。
妊娠期間中の特別な瞬間を、ぜひ将来の素晴らしい思い出となる写真に残してみてください。

この記事はわたしたちが制作しました
EDITOR小泉 愛理

この記事の編集を担当いたしました。Webライターとして10年弱活動してきた経験を活かし、編集者としてより読みやすい記事作りを心がけています。

ENGINEER / WRITER首藤 藍子

この記事の執筆を担当いたしました。公式サイトのWebエンジニアとして活動中です。全国の写真館をはじめとした公式サイトやオウンドメディアなどを調査することで得た知見を活かし、より読みやすい記事作りに取り組んでいます。

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