“今っぽい”宣材写真が撮りたい!洗練された撮影スタイルとは?

被写体のよさを伝える宣材写真を実現するためには、シンプルに撮影することが大切です。一方で、シンプルな撮影は「古い」「時代遅れ」と感じる仕上がりになることもあります。せっかくオーディションのために撮影した写真なのに、最新のものではなく使い回しと思われてしまうのは悲しいものです。自身を持って応募できる、納得のいく写真を目指しましょう。

この記事では、失敗を避けるために「今っぽい」仕上がりを実現するポイントをご紹介します。オーディションのために準備した最新の写真であることを伝えるため、そして、自分の魅力を最大限に引き出すために、どんな写真を撮るべきかを確認していきましょう。

“洗練された”宣材写真を撮るポイント

写真は複数の要素から構成されるため、撮影した時代の雰囲気が現れます。

たとえば、シンプルさを重視した撮影であっても、服装や髪型、メイクなどから“そのときらしさ”が伝わります。ここからは、宣材写真の基本と“洗練された印象をつくるポイント”をご紹介します。

スタンダードな構図・ポーズ・表情は必須

まずは基本として、宣材写真の基本をしっかりと押さえたうえで、今風の要素を取り入れるのは必須となります。特にオーディション用の写真であれば、基本的な構図・ポーズ・表情は必須です。ここでは、以下のようにスタンダードな構図をしっかり押さえた写真を撮りましょう。

構図の基本
被写体を画角の中心に置き、顔・スタイル・頭身がわかる構図を基本とする。 バストアップ写真と全身写真の2パターンを撮影する。
ポーズ
姿勢を正しつつも、リラックスした状態での自然なポーズをとる。 バストアップ写真と全身写真ともに、体の向きは正面もしくはやや斜めにする。
表情
基本的に自然で柔らかい笑顔が理想的。 口を閉じ、自然に口角を上げて表情を作るのもおすすめ。 笑いすぎて目が小さくなりすぎたり、口を大きく開きすぎないようにする。


これらのスタンダードな要素をしっかりと押さえつつ、「今っぽさ」を加えたアプローチが求められます。

以下の記事では、オーディション写真の撮り方について詳しく解説しています。あわせてご一読ください。


自然な表情とポーズ

宣材写真に被写体の魅力を映し出すためには、基本的なポーズや表情だけではなく、自然体を出すことが大切です。「いかにも写真撮影のため!」という表情やポーズは避け、リラックスした自然な表情とポーズを心がけます。自分らしさを表現しつつ、自然で柔らかい雰囲気を大切にしましょう。

表情
スタンダードな表情の他に、自分らしい笑顔のショットを撮影してみるのもおすすめ。
ポーズ
体の角度や足の位置に注意し、自然なバランスを取る。 バストアップ写真では椅子や床に座ったり、全身写真では軽く体を動かすなど、自然なシチュエーションの表情を撮影するのもおすすめ。

ヘアメイクにトレンド感を加える

髪型やメイクは、時代が現れる部分です。
基本的には「その人らしさを活かすナチュラルなヘアメイク」が重要ですが、シンプルな髪型やメイクにも、トレンド感を加えてみましょう。時代にあった眉やアイメイク、マスカラの塗り方などに注意をはらい、トレンドを反映させることで「今っぽさ」がアップします。

ヘアスタイル
シンプルでありながら、今流行りのヘアスタイルを取り入れる。 盛りすぎのアレンジや整髪料の付け過ぎは避ける。
メイク
自然な色味を使ったナチュラルな仕上がりのなかに、トレンドを感じるポイントメイクを加える。 チーク・ハイライト・シェーディングなどの位置や入れ方、眉やリップラインの描き方などで今っぽさを演出する。

これらのポイントを考慮することで、宣材写真としての目標を達成しつつ、現代的でありながらも自分らしさを感じさせる写真を撮ることができます。

以下の記事では宣材写真のヘアメイクについて解説しています。

カラコンやアイプチについては、以下の記事で解説しています。

時代の影響を受けにくい背景&小物を使う

「古臭くない」写真に仕上げるためには、時代を問わず人気がある「シンプル&モダン」な雰囲気を取り入れるとよいです。ただし、あくまで宣材写真であるため、シンプルさを最優先にしましょう。過度に目立つ背景や小道具はおすすめしません。シンプルな白背景や、ウッドテイストの椅子、観葉植物などは、どのようなシチュエーションでも使いやすく、時代感が出にくいのでおすすめです。

背景
シンプルで清潔感のある背景を選ぶ。 無地の白・ライトグレー・グレーなどが一般的。
小道具
シンプルで時代感が出にくい小道具を使う。 観葉植物・椅子・ソファー・クッションなどが取り入れやすい。

背景は被写体が明るくすっきりと見えるものを、小道具はあくまでも被写体を引き立てるものを選びましょう。

サイズ・形式・画質を考慮する

昨今は、オーディションに提出したりホームページに掲載する宣材写真をSNSにも投稿したいという人も増えています。その場合、SNS映えとナチュラルさをうまくバランスさせることが大切です。明るさや鮮やかさで見栄えが変わるため、他の投稿と馴染むように計算して撮影することをおすすめします。そのためには、サイズ・形式・画質にも気を付けましょう。特にサイズはSNSに投稿することを意識しておくのがおすすめです。

サイズや形式
オーディションの応募サイズや形式を守ること。 各SNSに適したサイズや形式でも保存しておくと、投稿しやすく、他の投稿との違和感が減る。
画質
できるだけ高解像度で、色味を調整する。 SNSに投稿するときは、その他の投稿とトンマナ(トーンアンドマナー)を揃えると違和感が減る。

宣材写真の注意点

宣材写真はずっと同じものを使うというわけではありません。
仮に近々で撮影したものであっても、髪型を変えたり、背が伸びたりと、被写体の雰囲気や見た目が変化した場合には、撮り直しが必要になることがあります。常に最新状態がわかるものを用意しておくことが大切です。定期的に写真を更新し、自分の変化にあわせて写真も変えるようにしましょう。

“今っぽい”宣材写真に仕上げるならプロ撮影がおすすめ!

自分自身の魅力と、時代にあった写真を撮影するのは非常に難しいものです。しかし、プロに撮影してもらうことで、バランスが取れた素晴らしい写真が撮影できます。プロは高性能カメラを筆頭に、最新の技術や道具を駆使して撮影してくれます。経験豊富なカメラマンは被写体の魅力を引き出し、“今っぽい”ポージングや表情の引き出し方も熟知しており、服装やヘアメイク、用途にあわせたアドバイスをしてもらえるため、理想的な写真に仕上がるでしょう。

“今っぽい”宣材写真で差をつけよう!

宣材写真は、スタンダードなスタイルを軸とし、自分らしさをアピールすることが大切です。そのうえで、トレンド感をプラスするとよいでしょう。これらをバランスよく取り入れることが理想的ですが、セルフ撮影では限界がありますので、プロに撮影してもらうのがおすすめです。

また、宣材写真は適宜、撮り直しが必要ということを留意しておきましょう。あなたの魅力を最大限に引き出す写真撮影ができることを祈っています。

当フォトスタジオは、年間2,000名を超える俳優・声優・モデル・ダンサー・アーティストなど、幅広いジャンルの撮影を手がけています。宣材写真が必要になった際には、ぜひご検討ください。

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